乳児と暮らす一日 午前の部

 

 子どもが生まれてから最も変化したことは1日の時間に対する意識と言えるかもしれません。娘が本当にまだ小さなうちは、夜中も授乳が必要なので、不規則な睡眠や食事をしていましたが、生後8ヶ月となり、少しだけ成人の生活リズムに近くなり、私たちの方もそれにあわせるような形で規則正しい時間を過ごすようになりました。
 子育てはそれぞれの家庭環境によって、タイムスケジュールが違ってくるものだと思いますが、今回は私たち夫婦と娘との一日にふれながら気づいたことを書いてみたいと思います。

 

娘 (生後8ヶ月)の場合

 

 

起床 6:00
 
 娘は私たちの寝室と同じ場所で寝ています。寝室には四角い窓がひとつあり、娘は朝日のやわらかい光によって自然に目覚めます。私たちも彼女が起きると、その声で起こされることが多いです。嬉しいことに最近では、「ママ、パパ」と開口一番に呼んでくれることもあり (呼び方を教えた訳でもないのですが、なぜか「ママ、パパ」と呼ぶようになりました。不思議ですね)、その言葉を聴きたいが為に眠たい眼を擦り、起きる気力をふるい起こしています。
 まず起きてしなければいけないことは、オムツを替えること、そして、授乳 (ミルク)。娘は嬉しいことに、夜眠ってから、朝まで基本的に一度も起きませんので、ひどく喉が乾いていて、飲みっぷりが素晴らしい。

 

 

朝食の準備  6:00 – 7:00
 
 たいてい旦那さんはもう少し寝るのですが、私はキッチンで朝食の準備をします。私と一緒に起きてくる時は、キッチンで私の真似をするように木べらやおたまなどのキッチン用品を使って遊びます。旦那さんとそのままベッドで遊ぶ時は、二人で私の筆記用具で遊んでいるようです。先日は、どんな遊びをしていたのかわかりませんが、気づいたら娘の両頬にピンクとイエローの付箋がついていました。最近は自分に与えられたおもちゃは遊び尽くしたせいか、あるいは、おとなの仲間入りがしたいのか、私たちと同じものを使って遊びたがります。

 

 

朝食 7:00 – 8:00
 
 みんなで「いただきます」をし、朝食を(娘は離乳食)をいただきます。離乳食は時間があるときに作って冷凍したものを数種類ストックし、食べるときに解凍しています。今のところ好き嫌いもなく、食欲旺盛なのが嬉しいです。娘は食べ終えると、椅子に座ったまま(同じ食卓を囲んでいます)、私たちの食事を見ながら声を出したり、テーブルを叩いたり、朝から元気いっぱいです。

 

 

歯磨き&絵本 8:00 – 9:00
 
 娘も私たちと同じ時間に歯磨きをします。乳児用の歯ブラシを持って私たちの歯磨きをする姿をじっと見つめながら、自分も歯ブラシをくわえます。なるべく歯磨きが楽しくなるように、歌をうたったりしています。
 私が、食器洗いや掃除をする間、娘と旦那さんは絵本タイム。ふたりがお家にある本や町の図書館から借りてきた本を数冊並べて、どの順番で読むのか相談している光景をよく目にします。0歳児向けの絵本は文字がとても少ないので、言葉や動きを足しながら読んでいるのですが、私が読むのと旦那さんが読むのでは、同じ絵本でもキャラクターの設定からストーリーまで大きく異なるのが面白くて、私も掃除をしながら耳は絵本タイムです。小さいと反応は薄いかもしれませんが、絵本は一緒に読むという行為自体が楽しいことなんだということが伝わるように、繰り返し、毎日読んであげるようにしています。

 

 

朝寝 9:00 – 11:00
 
 旦那さんは平日9時ごろから仕事を始め、その間、娘は朝寝の時間です。朝から全力なせいか、絵本タイムを終えてしばらくすると眠くなり、お昼前まで朝寝をします。なるべく暗くして、夏なら風通しが良い場所で、癖にならならいように抱っこはせず(抱っこでしか寝ないようにしない為)、添い寝をするように心がけています。娘が眠る時間に、私は水回りの掃除や離乳食のストック作り、読書などの自分の時間を過ごします。

 

 

昼食準備 11:00 – 12:00
 
 娘が目覚めたらオムツを替え、ミルクを飲ませます。その後、私は昼食準備に取り掛かります。キッチンに立ちながら振り向けば、娘の顔が見れるようにするか、椅子に載せて隣同士で一緒にキッチンにいるようにしています。娘は一人っ子なので、必然的にこの時間はひとり遊びになるのですが、小さな頃はしっかり近くでアイコンタクトをとって、自分はしっかり見守ってもらっている、と感じられるように意識しています。

 

(文 佐々木桜子)

 

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